詰むや、詰まざるや 森・西武 vs 野村・ヤクルトの2年間

詰むや、詰まざるや 森・西武 vs 野村・ヤクルトの2年間 読了。

2年に渡って繰り広げられた、知将同士の日本シリーズ。最近はこういう戦いが無くて寂しい。

今のメジャーのように、1番から9番までみんながホームランを狙う野球が面白いか?野球じゃなくて、テレビゲームのように見える。それぞれの打順にそれぞれの役割がある。それが野球じゃないか。

日本シリーズは、ヒリヒリした戦いじゃなきゃいけないと思う。予告先発が当たり前になってしまったが、予告先発が無くなるだけで変わると思う。

  • 目次
    • 序章 決戦前日「キツネ」と「タヌキ」の化かし合い
    • 【第一部 1992年 ― 始まりの秋】
    • 第一章 王者と挑戦者
    • 第二章 激戦の幕開け ― 10月17日 第一戦
    • 第三章 王者の風格 ― 10月18~22日 第二戦、三戦、四戦
    • 第四章 弱者の兵法 ― 10月23~25日 第五戦、六戦
    • 第五章 詰むや、詰まざるや ― 10月26日 第七戦
    • 【第二部 1993年 ― 再びの秋】
    • 第六章 それは、「わずか一勝」の差なのか?
    • 第七章 成熟のとき ― 10月23~24日 第一戦、二戦
    • 第八章 野村の洞察、森の戦慄 ― 10月26~27日 第三戦、四戦
    • 第九章 王者の底力 ― 10月28~31日 第五戦、六戦
    • 第十章 47時間13分、決着のとき ― 11月1日 第七戦
    • 【第三部 2020年 ― それぞれの秋】
    • 第十一章 王者たちのその後
    • 第十二章 ID野球継承者たちのその後
    • 終章 野村克也、逝く……