今年の初め、「プロレス見ました!」「ウルフアロンの試合、見ましたよ!」と、声を掛けられることが多かった。私は、会社でもプロレス好きを公言しているので、いろいろな人からリアクションをもらった。
TBSのサンデーモーニングでも、プロレスというか、ウルフアロンを取り上げるようになった。
デビュー戦だけかと思っていたが、先日の初防衛戦まで取り上げていた。
悪役乱入しまくりの不透明決着をサンデーモーニングで取り上げるようになったか…と考えると、感慨深い。いや、感慨深いということは無い。いつまでウルフアロンを扱い続けるのだろうか…と思うと、ちょっとモヤっとしたりもする。
いずれにせよ、
プロレスを見ようと思って見ている人もいると思うが、テレビでやってたから見たという人も多いのではないか。そこで思うのは「やっぱり地上波って凄いな」「地上波で流れるって大事だよな」ということである。
一昨年ぐらいからオールドメディアと揶揄されることも多くなったが、やはり、テレビの力は大きい。
特に凄いのは「たまたま」を取り込む力だと思うのだ。
これは、新聞、雑誌、書店などに共通している点であり、私がたまらなく好きだと思っているところだ。
たまたまテレビをつけたら、面白そうな番組を見つけて、ついつい見入ってしまった。
全く知らなかったことを、新聞や雑誌でたまたま目にして、初めて知った。
書店で本を眺めていたら、たまたま面白そうな本に出会って、思わず手に取った。
たまたまテレビでプロレスをやってるのを見て、そこからプロレスファンになった。
そうなのだ。この「たまたま」の力、一見さんを取り込むきっかけを作り出している点が凄いと思うのだ。
ネットで提案される興味がありそうなものよりも、たまたま出会ってしまった時のインパクトは大きい。
探したいものが決まっていたら、ネットは確かに便利だ。
ただ、そうではなく、なんとなく空いている余白を埋める力が、これらにはあると思うのだ。
衰退することは避けて通れないのだろうが、オールドメディアが持っている力というか、アナログだからできること、これらを何とかできないものかと思う。