【書評】美しく枯れる。

美しく枯れる。 読了

もう俺も人生後半戦かな?と思うので、いろいろと心にシミィール話が多い。

玉ちゃん、公私ともにいろいろあって大変だったのね。あんまりそんなところは見せてこなかったので知らなかったけど。

本書より引用

でもさ、猪木のプロレスには雑味があった。苦みがあった。そして、師匠である力道山がつくった日本プロレスを飛び出していくというか、追い出されるようなかたちになり、自ら「新日本プロレス」を一から立ち上げた「社長レスラー」という逞しさがあった。

旬のサンマは美味しいけれど、オレは身だけではなくて苦みのあるワタも好きなんだよ。プロレスに限らず、いまの世の中は内臓もきれいに取り除いた魚ばかりだ。食べやすいし、美味しいのは確かだけど、多少骨があって食べづらくても、内臓が苦かったとしても、そうした雑味はなんともいえないクセがあっていいよな。

この「サンマの苦いところも…」という話は、本当にそう思う。
世の中は清廉潔白を求めすぎである。もう少し苦くて、骨があった方がいいじゃないか。

目次
 はじめに――50代を迎えて、オレの人生は激変した
 第1章 人間関係って大変だよな
 第2章 「発酵」した50代の仕事観
 第3章 夫婦ってなんだか難しい
 第4章 新しい命と消えゆく命とともに
 第5章 「人生」のこと、考えてみよっか
 おわりに――美しく枯れるために

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